正のスパイラル | struo-stationery

ブログのタイトルとして一度は書こうと思っていた「正のスパイラル」。地球上の"生命誕生"の確率を表現すると、25メートルプールにバラバラに分解した腕時計の部品を沈め、かき混ぜているうちに自然に腕時計が完成し、しかも動き出す確率に等しい、という事になるらしいのです。ここまでくると限りなく0に等しい様に思えますが、結果として0ではなかった。化学反応が頻発する原始地球において、偶然や奇跡の類が何億年という年月の中で連鎖的に蓄積する。その中で、生産性と保存性の高いものが生き残る「正のスパイラル」が起きたことで偶然が必然になり、生命が誕生しました。(引用:生物はなぜ死ぬのか 小林 武彦著 講談社現代新書)
"正のスパイラル"という言葉が持つ意味はこのようなものですが、モノ作りの世界も同様ですね。受動的にやっている事などは真逆の動き。固有の文脈の中で時流に乗りつつ、能動的にやる上に、端々にまで管理意識が行き渡っている。その動きをたちまち無に帰させないためには、洗練された底辺、動きの嚙み合わせ、マップラバーとしての視点、自分が時間をコントロールしている感覚などが重要だと思います。