クルトガメタルとクルトガダイブ | struo-stationery

  • 三菱鉛筆 uni シャープペンシル KURUTOGA DIVE クルトガ ダイブ{全長147mm×13.7mm(クリップ除く)}向かって右側
  • 三菱鉛筆 クルトガメタル シャープペン 0.5mm{全長145mm×φ9.5mm(クリップ除く)}向かって左側

●クルトガ・メタルはとてもバランスがいいシャープペンシル。素材にこだわった本格派というイメージで、シャーペンの中では歴代トップですね。「クルッと回って尖り続ける」というコンセプトは、いかにも日本的なコンセプトで、"半自動化したシステム"を想起します。意匠にこだわりが感じられ、重量バランスが考慮されているせいか、筆記のコントロールがしやすく、書き味までストレスがありません。また、書きながら芯を折る気配が全く感じられない。軸の素材には高級感があり、気品が感じられます。ロットリングやステッドラーは、もちろん別の個性があって好きなのですが、クルトガメタルの方が断然良いかなと個人的には思います。

●クルトガ・ダイブの評判というのは画面から見えてくるものではありましたが、なかなか良いですね。確かに似てないし独創的。自動芯繰り出し機構が備わり、長時間の筆記にも適応しやすい。機能美を堪能するシャーペンと言えるでしょう。パッと見こだわりの強い万年筆の様なヴィジュアルなのにシャープペンシルという意外性があります。●価格だけがフォーカスされやすいですが、市場の評価が高いのも納得です。●キャップが磁石の様にはまったり、意匠が素晴らしくて比較するものが見当たらない。こういうものは力とタイミングを合わせたデザイナー個人の資質に頼らないと出来ないのではと考えます。とにかく象徴的にケースに入れながら持つにはふさわしいペンでしょう。