新年 | Struo-stationery

あけましておめでとうございます。年末・年始の多数のご注文ありがとうございました。革を始め、部材の手配から行っています。一点ずつ、確実に仕上げて届けていきます。

立てるペンケース・シリーズは部分的に改造・展開を予定していて(盤面の刃型は各サイズ使えなくなりそうでブルーですが)一歩ずつ造りの精度を高めていく事がロングランの秘訣でもあります。受験生はもうすぐ入試ですね。次は入学の御祝が多くなる時期に入っていきますので、良いタイミングでバージョン変更できればと思います。

ロールペンケース・シリーズもまた、秘策と共に春先までには最終形態にもっていきます。

納期に関して、これまではなるべく早くというイメージで設定してきましたが、無理があるので、今年は2カ月ぐらいで設定する商品を主流にしていく方針です。お待たせする分、アルティメット・ライティングスタイルセットの様な、それに見合った予約内容を想定しています。

新年からstruo的推薦図書をひとつ。年末に本屋の書棚で偶然見つけた{科学するブッダ 佐々木閑著 角川ソフィア文庫}。初版は平成25年。ひと言いうとタイムリーで最高のテキストでした。ルネ・ユイグ{かたちと力}、中村雄二郎{かたちのオデッセイ}以上に志向性が似ている。こういった認識の変革を促すカタチの名著は滅多にお目にかかれない。学問の壁を融解させて要素を結び付ける力を持つと言えます。大事なのは実感をもって変化を手繰り寄せるということですから。
著者はすでに定年を迎えた仏教学の元教授という位置づけの様ですが、断捨離で残った{仏陀出現のメカニズム 山口修源著}と内容が近い。科学と宗教、西洋と東洋の思想が極自然に交錯していきつつ、カタチの問題の捉え方を易しく説いていきます。"仏陀出現のメカニズム"は入手当時は宗教色が強いかなぁという印象を抱いていたのが、時代は移り変わりまさに"今"という内容。
この二つと"唯識の思想{横山紘一著}"やアジアの宇宙観(須弥山と極楽・定方晟著 )を結び付け、論理学(考え方の論理・沢田允茂著)や数学(数学する精神・加藤文元著)、物理学(生命とは何か・シュレーディンガー著)などを関係付けると良いのかなと思います。科学するブッダは網羅的ですし、良く整理されている印象。分からなかったら、中学生向けに要約すれば良いし、分かった時の力は計り知れません。