MSサイズ | Struo-stationery
【MSサイズ_14mm】は、比較的に理解しやすいサイズ。ペン万年筆の連想がしやすいと思う。ペリカンm600、カヴェコ・スチューデント、パイロット・カスタム74、パイロット、カスタム・ヘイリテイジ92、ラミー・2000、プラチナ万年筆・プロシオンはMSサイズで、長さの違いは多少ある。一言でいえば筆記コントロールしやすい万年筆。なので、ピンポイントで愛用されている方も多いと思う。
【Mサイズ_15mm】との違いで考えると、若干小さい、細いっていう表現になると思うけど、そんなに違うの?って言われると、微妙な太さの違いでしかない。長さに関していえば、平均値が変わるって感覚だと思う。
ただ、手の感覚はその微妙な厚みの違いを嗅ぎ分ける。間違いなく意図された違いとして認識する。【Lサイズ_17mm】と比較すれば、全く違うぐらいの感覚。
この違いをケースに反映させ、認識してもらえるか、必要とされるかというのは冒険だった。肌感では、差しペンケース(蓋付き・蓋無し)があったから、数年かけてやっと認識してもらえるようになったと思う。MSサイズの万年筆の互換性はリサーチや、サンプル収集によって後々わかってきたこと。コンパクトなケースとして役立ててほしいし、MSサイズの多くは160mmタイプのロールペンケースにも入るので、狙い目のケースだったりする。(※カスタム74 (144mm)がギリギリ収納可能)。
自分には【SMサイズ_13mm】も、より認知させたいという願望がある。パイロット・キャップレスが該当するサイズだし、ケースそのものがコンパクトになる余地があるので。