STRUOレザーペンケースの名入れ

「名入れ」は有料のサービスになっています。お客様から"綴り"を伺い、イラストレーターでデータを作成します。フォントを選び文字詰めを施し、FABOOL Laser Mini専用のソフトを使ってレーザー機械で刻印をします。

名入れを安全に行うために、ペンケース制作の初期段階で作業を行うので納期を頂いています。名入れには様々なリスクがありますが、製品の全てに責任を持てる自社製品だからこそ出来るサービスだと思います。

催事で電気ペンによる手書きを行っていた時から考え方は変わっておりません。簡単に言えばユーザーファーストのサービス。誰かの役に立っている実感を持てるサービスだからやる、という事です。

作業でミスをする回数は非常に限られていますが、2~3%程度。そうしたリスクをはらんでいるのも事実です。慎重に行う分、成功すれば付加価値のある商品になります。

この専用の機械は非常に重宝していて、これまで大きなトラブルは起きた事もない有用な機械です。

良い所は、イラストレーターで作った英字の再現性が高い所。文字をセットして打つタイプの刻印だと様々な制約がありますが、文字の大きさ、書体、文字間隔を理想に近いかたちで整えて焼き入れることが出来きます。逆に言えば、その他の方法だと、制約が強すぎて多くの妥協を強いられるのではないかと思います。文字数が多くてもきれいに入りますし、レーザーで試し入れを行った後、文字の大きさを感覚的にコントロールできるのも強みの一つです。すなわち、レーザー機械ならデザインの基本的な感覚を生かすことが出来るのです。

ただし、この機械には漢字の再現性はありませんでした。なので、文字は"英字"に限定しています。このあたりはFABOOL Laser Miniの専用ソフトの性質によるものですが、上手く付き合っていく必要があります。

このサイトでは当初、名入れ以外の要素を重視したため、意図的に謳っておりませんでした。ですが、今後は行っていきます。