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by goldstruo
一般人にとって実感に結び付かない物理の理論や定理に何の価値があるだろう。最近理解が深まった"波動関数の崩壊"。色んな捉え方があると思いますが、いくら理論を目の当たりにしても立ち会ったことがある人間でなければ分からないというのが実際のところ。創造的な瞬間はどうやって起きるかという関心は尽きない。...
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by goldstruo
80年代の初頭に名著の多くは作られたという師のコトバを抱え、それ以降の本が薄いとは思えなかったので、あたりまえの様に存在する本を"名著化するように読む"ことはできないかと思ってきた二十年。カタチの哲学はこのためにあると言っても過言ではありません。もう今となっては買った覚えのない本が書棚に多いの...
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by goldstruo
自分の頭で考える上で、"個人的な経験"って価値のあるものです。外国人とチャットワークでやり取りしたり、一緒に飲んだりする機会がこの数年はありました。「進撃の巨人」が好きだというバドホンはバングラデシュ出身で、日本語も上手いのですが広告運用の仕事をしています。彼の口から聞いたことで、興味深かった...
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私の原点は人間は身体の諸感覚を通じて外界から情報を取得し、メモリーとの照合を試みて内的世界に情報の構築物を立てる事が「理解のモデル」とする考え方だった。万物照応とか言われたりする。これは身体(手)をインタフェースとして"身体性"を獲得しようとする、Struo-stationeryの基本にもなっ...
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ボルヘスの短編小説はちょっとした神話の創造だった。神話的なモノは何も壮大な国家創世神話とは限らない。至るところに存在するし、誰でも創出できる。目の黒いおばあちゃんが病院の先生にごり押しされる薬を拒否してきたってことを聴く時にだってその契機はある。とにかく、テクノジーの進化に後押しされるように、...
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by goldstruo
「商品」って何?っていう疑念があった当時のこと。私は、モノは誰が作ったかってことが大事なのかと思ってた。だけど、型紙があれば作者以外の人間が作っても同じものが出来上がると知り、複製装置としての"型紙"に惹かれていった。何しろ設計ソフトは必要ないし、設計の知識も要らない。数枚の平面的な型紙から、...
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先日は歴史的な日で二十代の頃お世話になったヘルツの近藤会長の傘寿のお祝いをする日でした。23で始めることになったレザークラフトも、その後23年経ったわけですが、人生の半分は革製品を作る事が頭にあったことになります。特別な思いがあるからこそ今まで積極的に明かすことはありませんでした。近藤会長(当...
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(1) "いまのいま"あらゆる成長のためのスイッチを押して押しまくりたい"という新首相の演説、説得力がありますね。私はいま、「アマテラスの誕生」という岩波新書に出会い、古事記や日本書紀などの日本創世神話、すなわち"神話"の構造の理解にはまっています。千の顔を持つ英雄(ジョーゼフ・キャンベル:早...
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お客様の手元にある製品に何らかの不具合があり、そのモノを加工して送り届けるサービスを考えました。思い返すと、ふるさと納税返礼品で幾度か商品の差し替えがあったので、一番スマートで摩擦の少ない方法を考えたのがきっかけでした。アイテムの交換が大半でしたが、今回は製品を加工して送り届けることが対象です...
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「ミニ鉛筆削り器」がぴったりのドログラペンケースSサイズ。ミニサイズの"シャープナー"が丁度良く収まるケースで、Sサイズの黒は特に人気のアイテムです。削り器は筆記具の中でも黒子的な存在で縁の下の力持ちと言えます。スリムなペンケースにぴったりの「ミニ鉛筆削り器」を選べば、機能的にペンケースが使え...
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レーザー加工機FABOOL-miniの性能は最初に導入してからアップデートされています。最初に企業団体向けにブックカバーを納品した2019年頃、文字の解像度を高めるのに工夫が必要で、文字データそのものを(75Pくらい)大きく作って、アプリケーションで取り込んだ後、縮小させないと解像度が低い状態...
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by goldstruo
アフタヌーントレー初回試作。ほぼ想定内に仕上がりました。型作りは何度も手直ししたので、かれこれ一年半。刃型のセンターピンの設置によって、中央のロゴ入れは格段にスムーズになったので、製造とサイズ展開の目途が立ちました。見せる要素として真鍮ホックが際立っており、トレーとしては10年に1度という感じ...
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